地球ゾーン
風
earthb-12
様々な気象現象
風が吹く強さと、気圧の関連性を装置で学ぶ。
解説Explanation
風は空気の流れです。水が高いところから低いところへ流れ、高低差が大きいほど勢いがよいのと同じように、空気も気圧の高いところから低いところへ流れ、気圧の差が大きいほど勢いがよくなります。このため、天気図の等圧線(同じ気圧の地点を結んだ線)の間隔が狭いところでは強い風が吹いています。
深堀りDeep dive
風は地表付近と上空でその特性が異なります。地表付近の風は地形や建物などの影響を受け、乱れやすくなる特徴があります。摩擦の影響も強く受けるため、風速が抑えられるだけでなく、風向も変わりやすくなります。
一方で、上空の風は地表からの摩擦の影響が少なくなるため、安定した流れが保たれます。また、地球の自転によって発生するコリオリ力の影響も上空ではより顕著に現れます。北半球では風が進行方向に対して右に、南半球では左に曲がるため、上空での風は地表よりも大きな渦を形成しやすく、ジェット気流といった高速で流れる帯状の風も生まれます。
このように、地表と上空で風の性質が異なるのは、地表の摩擦やコリオリ力といった力の働き方の違いによるものです。この考え方は、気象予測や飛行機の航路設計など、さまざまな分野で重要な役割を果たしています。
キーワード
- # コリオリ力
- # 摩擦
- # 風