生命ゾーン
鼻の仕組み
lifec-09
脳と感覚器官

穴の空いたパネルに鼻を近づけて、匂いの違いを体験する。
解説Explanation
匂いは、鼻から脳へ情報が伝わることで感じます。匂い物質が鼻の中の天井部分(嗅上皮)につくと、匂いを感じる神経(嗅神経)が刺激され、電気信号が脳へ伝わります。

深堀りDeep dive
匂いを感じる細胞(嗅細胞)はヒトで4000万個あり、この細胞を使ってヒトが区別できる匂い物質は約400種類とされます。その組みあわせで、私たちは食べ物や花の匂い、危険な臭いなど数十万種類もの匂いを区別することができるのです。
匂いは「最も原始的な感覚」と呼ばれ、昆虫や魚、貝など多くの動物が持つ感覚です。区別できる匂い物質の数は動物によって違い、鼻が利く動物として知られるイヌは約800種類、鼻を手足のように使うアフリカゾウはなんと約2000種類を区別できると言われています。逆に同じ哺乳類であるイルカやクジラは、海での生活に合わせて聴覚が高度に発達した結果、嗅いに関する遺伝子をほとんど失っていることが分かっています。
キーワード
- # 嗅覚