環境ゾーン
発電ウォール
environmente-12
状況に合わせて発電方法を選択する映像によって、発電方法の仕組みや特徴を学ぶ。
解説Explanation
1日を通して必要な電気の量は一定ではありません。電気がたくさん必要なときや、あまり必要ないときなど、必要な電気の量は常に変わります。各発電方法の特徴を活かし、状況に合わせながら、発電方法の選択し必要な量を発電することが必要です。
火力発電
燃料を燃やした熱で、水を沸かして水蒸気を作り、その水蒸気でタービンを回し、発電機を動かして電気を作ります。
燃料を調整することで、使う電気の量に合わせて発電する量を調整できますが、排気ガスやたくさんの二酸化炭素を排出します。
水力発電
水の流れでタービン(水車)を回し、電力を作ります。水の流れで発電するので、二酸化炭素や排気ガスを排出しませんが、水を貯めておくダムによって自然が壊されたり、そこに住む生物に影響を与えたりします。
原子力発電
核燃料から出る熱で水を沸かし、その水蒸気でタービンを回して電気を作ります。発電するときに二酸化炭素が全く出ない特徴がある一方で、発電所で事故が起こると、放射能を出す物質が外に漏れる可能性があります。
太陽光発電
物質に光が当たると電子が飛び出す「光電効果」という現象を利用しています。
半導体を使ったソーラーパネルでは、光を当てたときに半導体の中で電圧差が生じます。つまりプラスとマイナスの部分が生じるのです。そのため、電気を取り出すことができます。
地熱発電
地下のマグマの熱で水蒸気を作るか、吹き出す水蒸気をそのまま使い、タービンを回して発電します。地球の熱を使うのでエネルギーがなくなる心配がありませんが、水蒸気や温水が出る場所を探し、穴を掘って発電所を作るためにはたくさんの時間とお金が必要です。
深堀りDeep dive
栃木県内で使われる1年間の電気の量が164.9キロワットアワーに対し、県内の発電量は13.3キロワットアワー(2012年)と使う電気の約8割を他県の発電所に頼っています。そのような状況の中、栃木県では冬の日照時間が比較的長いことなどから、太陽光を中心に再生可能エネルギーの導入を推進しています。
キーワード
- # エネルギーのベストミックス
- # 発電
参考・引用
- ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社「再生可能エネルギー図鑑」
- https://energy.eneos-re.com/re-energy-book/
- 木舟辰平「図解入門 よくわかる最新発電送電の基本と仕組み」秀和システム
- 栃木県環境森林部気候変動対策課「とちぎ気候変動対策ポータルサイト」
- https://zerocarbon.pref.tochigi.lg.jp/renewable-energy/