ベーシックゾーン
いろいろな単位
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クイズとグラフィックで、さまざまな単位の記号や定義、換算、縮尺などについて学ぶ。
解説Explanation
「単位」は長さを測るものさしや重さを量るはかりのようなもので、昔からさまざまな方法で決められてきました。たとえば、手や足などの大きさから、「ヤード」や「フィート」などの長さの単位が決められたこともあります。しかし、地域ごとにバラバラな単位を使うと、とても不便です。
そこで、世界共通の地球の大きさや水の重さ、一日の長さなどから、さまざまな単位が科学的に決められるようになりました。現在では、物理定数(光の速さなど自然界で決まっている特別な数)に基づいて、単位が決められています。こうして定められた単位を、世界共通で使うための仕組みが「国際単位系」で、その単位を「SI単位」と呼びます。
深堀りDeep dive
単位は、みんなでこれくらいの量を「1つ」として数えようね、という約束です。それでは、単位は何のためにあるのでしょうか? それはコミュニケーションのためです。世界共通で科学的に決められた単位があるから、長さや重さを相手に正確に伝えることができます。単位がないと、それができなくなってしまいます。
天気予報でよく使われる気温の単位「℃」や気圧の単位「Pa(パスカル)」、音の高さを表すときに使われる単位「ヘルツ」、家電製品の消費電力を表すときに使われる単位「ワット」などは、「SI組立単位」と言います。これは、SI単位の中でも長さや時間などの基本的な単位(SI基本単位)を組み合わせて作られているからです。どの単位も、世界中の多くの国で共通で使われています。
日本では、SI単位が使われるようになる以前から、日本独自の単位が使われていました。土地や建物の広さを表す「坪」は今でも土地や建物の売買の際に参考として書かれることがあり、長さの単位「間(けん)」は、「六間道路(道幅が6間、約10.8メートルの道路という意味)」のように道路の通称や地名として残っています。量を表す「合(ごう)」は、たとえば「5合炊きの炊飯器」などという言い方で炊飯器の性能を表すために使われています。こういった単位のセットを「尺貫法」と言います。
キーワード
- # SI単位
- # 国際単位系
- # 基準となる量
参考・引用
- BIPM著、産業技術総合研究所計量標準総合センター訳『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』、2020年3月
- https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/SI_9th_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88_r.pdf
- 農林水産省、カプサイシンに関する詳細情報(閲覧:2024-11-18)
- https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/syousai/