ベーシックゾーン
図形パズル
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数

さまざまなシルエットに図形をはめこむパズルをしながら、図形の特徴について学ぶ。
解説Explanation
「タングラム」は、正方形を直線で7つに切り分けたもの(ピース)を、問題として示された形になるように並べるというパズルの1つです。(図1)さまざまなシルエットに「見立てる」ところがポイントです。
タングラムは、単純な図形の組み合わせからさまざまなイメージを思い浮かべることから、想像力の向上に役立ちます。また、図形の空間的要素(形、大きさ、位置)を認識する力(図形感覚)を養うことにもつながります。

深堀りDeep dive
正方形をどのように切り分けるか、あるいは正方形以外にも元となる形をどのようなものにするかによって、さまざまなパズルが生み出されてきました。一般的にこういったパズルを「シルエットパズル」といい、世界各地にさまざまな種類があります。
日本には「知恵の板」、特に「清少納言知恵の板」と呼ばれるものがあります。これは正方形を7つのピースに切り分けたものという点ではタングラムと同じですが、切り方が異なります。
ここで別の切り方をお見せします。正方形をある切り方で4つに分けます。わかりやすいように1マスが1cm2の工作用紙で8cm×8cmの大きさで作るとよいでしょう。面積は8cm×8cmなので、64cm2です(面積を習っていなくても、マスの数を数えると64cm2になっていることがわかります)。これを、図のように切り分け、それを並べて長方形を作ります(図3)。すると、13cm×5cmの大きさになります。面積は13cm×5cmなので、65cm2です。1マス分(1cm2)大きくなります。
キーワード
- # シルエットパズル
- # 図形感覚
- # 空間認知能力
参考・引用
- 川嵜道広、図形指導における「図形感覚」の意味について、全国数学教育学会誌、数学教育学研究、第7巻 2001、pp.93〜103
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasme/7/0/7_KJ00008199318/_pdf/-char/ja