ベーシックゾーン
パスカルの原理
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力

大きさが異なる2つのポンプで容器の中の液体を押し合い、パスカルの原理について学ぶ。
解説Explanation
閉じ込められた気体や液体の一部に力を加えると、その力は気体や液体を介して容器全体に等しく伝わります。これをパスカルの原理と言います。同じ面積あたりの力(これを圧力という)は常に一定であるため、面積が大きくなるほど力の合計も大きくなります。展示では、小さいポンプの方が小さな力で押し返すことができます。これは、大きいポンプの内側に広い面積があるため、押し返すにはより大きな力が必要になるためです。

深堀りDeep dive
パスカルの原理は、自動車などの身近な製品にも応用されています。自動車のタイヤの空気圧は、タイヤ内のどこを測っても同じです。これはパスカルの原理によるもので、タイヤ内部の空気に加えられた圧力が均等に広がり、全体に同じ圧力がかかるためです。この原理は、小さな力で大きな力を生むことができるブレーキシステムにも使われています。ブレーキペダルを踏むと、その力がまず小さなシリンダーに伝わり、ブレーキ液を通してブレーキ液配管を経由し、車輪近くの大きなシリンダーに伝わります。大きなシリンダーは面積が広いため、ここで圧力が増幅され、強い力となってブレーキパッドを押し、タイヤに摩擦力が加わります。これにより、ブレーキペダルを軽く踏むだけで、大きな質量を持つ車を減速・停止させることができます。
キーワード
- # パスカルの原理
- # 圧力