ベーシックゾーン
回るタマゴ
basick-07
電磁気

金属製のタマゴの下に置かれた3つのコイルに電気を流しタマゴを回すことで、回転磁界や三相交流について学ぶ。
解説Explanation
金属で出来たタマゴの下には3つのコイルがあります。ボタンを押すとそれぞれのコイルに順番に電気が流れ、それに合わせて各コイルのまわりに磁力が発生します。
金属のタマゴの中は空洞で渦状の電流が生じ、コイルとは反対向きの磁力が発生します。コイルとタマゴの間で磁力による引き寄せと反発が起こるため、タマゴが回るのです。
展示のように120度ずつずらして配置された電源によって作られた交流は「三相交流」と呼ばれます。

深堀りDeep dive
日本のどこでも見ることが出来る電柱や大きな鉄塔をつなぐ送電線。そのほとんどは3本ずつ送電線が出ていますよね。なぜ3本必要なのか考えたことはありますか?
送電線が3本あるのは予備ではなく、送る電気を3つに分けているからです。一度に強い電気を送るには大きな発電機が必要ですし、大きな電気を通すと危険性も高まります。そのため、必要な電気を1/3ずつ作って3つに分けて送っています。
電気を通すためには回路が必要です。安全のため3つに分けたルートで電気を送ろうとすると、普通は各ルート行きと帰りで2本ずつ計6本の導線が必要です。しかし、帰りの導線を無くして3本で済ませることができる仕組みが「三相交流」なのです。
三相交流は回転磁界を簡単に作り出せることから送電以外に、大型のモーターなどにも活用されています。
キーワード
- # 三相交流