地球ゾーン
オーシャンステージ
earthb-08
大地と海

ベナール対流が発生する様子を装置で観察する。合わせて海流と海にまつわるさまざまな情報をパズル式のグラフィックで学ぶ。
解説Explanation
水(液体)や空気(気体)は、あたためられると上部に移動し、冷やされると下部に移動します。このような温度差によって生じる流れのことを対流と言います。海に水(潮)の流れがあったり、風が吹いたりするのも、この対流が重要な役割を果たしています。
世界には大きく7つの海があり、それらを貫く大きな海水の流れ(海流)があります。海流の流れの方向は、太陽の熱や風、地球の自転などによって決まります。

深堀りDeep dive
地球全体をめぐる大きな循環を「海洋大循環」と呼びます。始まりは北大西洋のグリーンランド沖です。ここで、赤道から流れてきた暖かい海水が冷却され氷ができると、冷たく塩分を多く含む重たい水が沈み込みます。その後、南極を経てインド洋や太平洋方面へと北上します。この過程で、上層の海水と混合しながら上昇し、今度は表層流としてインド洋、アフリカ大陸南端を通り、北上しながら再びグリーンランド沖へと戻ります。これが数千年の周期で繰り返されます。
地球規模で海水温が変化する現象のひとつに、「エルニーニョ現象」や「ラニーニャ現象」と呼ばれるものがあります。これらは海洋と大気が影響し合うことで起きる現象で、気候にも大きな影響を与えています。エルニーニョ現象では、赤道太平洋東部の海面水温が普段より高くなり、その結果、世界の気候が変わることがあります。たとえば、東南アジアでは雨が少なくなって干ばつが起こりやすくなり、一方で南米の西側では豪雨が増えることがあります。反対に、ラニーニャ現象では海面水温が普段より低くなり、東南アジアでは雨が多くなり、南米では乾燥した天気が続くことが多くなります。
キーワード
- # 対流
- # 気候との関係
- # 海洋大循環
- # 海流