くらしゾーン
建物の科学
livingd-04
地震対策を体験できる装置を通して、建物の仕組みを学ぶ。
解説Explanation
住む人を、外の日差しや雨風、暑さや寒さから守ってくれる家。快適な生活を送るためには気候や環境にあわせた建物を作る必要があります。また日本は他の国よりも地震が多いことから、建物が地震で壊れてしまわないように地震対策技術が使われている建物が多いです。
耐震構造
筋交いや金具で建物を強くし、揺れに耐える仕組みです。
制震構造
建物に揺れを吸収させる装置を組み込み、地震のエネルギーを吸収する仕組みです。
免震構造
建物と基礎の間に装置を設置し、地盤と切り離すことで、地震の揺れが直接建物に伝わらないようにする仕組みです。
深堀りDeep dive
日本には美しい五重塔がある寺がたくさんあります。中でも有名なのは、奈良県にある法隆寺の五重塔です。これが建てられたのは1300年以上前で木造の建物としては世界で最も古い建物の一つです。五重塔の内部には「心柱(しんばしら)」という柱が地面から上部まで貫かれていて、これが建物の強度を上げています。この心柱に似た構造は東京スカイツリーにも取り入れられています。東京スカイツリーでは中心部に長い柱を入れており、タワー全体とは直接つながっていない独立したものになっています。そのため大きな地震がきても、真ん中の柱と、タワーそのもの揺れにズレが生まれ、打ち消し合うことができるのです。
キーワード
- # ビル
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- # 建物
- # 耐震
参考・引用
- 高層建築研究会「おもしろサイエンス 建物の科学」日刊工業新聞社
- WebJAPAN「1300年前の技術が支える東京スカイツリー」
- https://web-japan.org/kidsweb/ja/hitech/16/skytree.html